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売り手市場と言われた中での就職活動は、個人的には楽勝という訳ではなかった。
しかし幸せなことに、希望していた職に就け、数年後の目標もできている社会人2年目である。
そんな私が今直面している問題は、コミュニケーション能力。
厳密な定義はないが1980年〜1990年半ばまでの世代を、デジテルネイティヴ世代、ミレニアル世代というらしい。
幼い頃からデジタルデバイスが溢れ、インターネットが普及している世界で生きてきた世代。
前略プロフィールや、mixiの全盛期を体感し、現在はTwitter、Facebook、Instagramを利用している、コミュニケーション=SNSという認識がある世代なのではないだろうか。
そのせいなのか、これらのSNSというツールを使用しない、対面でのコミュニケーションが苦手なのだ。
(コミュニケーション能力の高いミレニアル世代もいるが、少なからず私はその分類である。こういう意見もある…というくらいで捉えて頂きたい。)
そのミレニアル世代が、突然社会の中に入るのである。
コミュニケーション=SNSと思っていた世代が、突然社会ではコミュニケーション=対面が暗黙の了解なのだ。
言葉の意味がわからないという訳ではなく、私たちの常識が社会では本当に通用しないという衝撃。
社会に順応したいと思っていても、深く根付いたものを取り除くことは容易ではない。
コミュニケーションが取れていれば、きっと仕事をする上で楽になることが多いということも頭ではわかっている。
わかっているのであればやれば良いだけの話だが、それができないのである。
偉そうに出来ないことを述べてしまったが、ミレニアル世代である私は、こういうことを考えている。
ただ私はそれを発信したかった。
それだけである。